尾小屋鉄道の近況


 2001年10月27日、旧尾小屋駅構内で「赤門軽便鉄道保存会」によることし3度目の運転会が行われました。車庫から出たキハ2(左)は、排気による白煙を上げながら、ゆっくりと力強く走りました。

 手前からホハフ7、キハ2、そして小松市所有のキハ3です。小松市所有の3両(キハ3、ハフ1、C155)は年内にも、尾小屋鉱山資料館付近にできる駅舎風の建物内に移転されるそうです。

 キハ2の車内から撮影。キハ2とキハ3とこのように、顔をあわせる事ももうないかもしれません。参加した人たちは、しきりにシャッターを押していました。

 廃止から24年以上が経過しても、尾小屋駅跡にはまだまだ山間の終着駅と言った風情が残っているように感じます。

 リベットの様子がよくわかるキハ2(手前)の車体。奥のキハ3と別れるのが寂しいかのような印象を受けました。

  おそらく殆どの人が知らないDC122の運転台内部の現在の様子です。窓ガラス2枚がなくなり、室内の計器板はすっかりサビてしまっています。室内の若草色塗装が一部で露出しています。


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