音楽の中の尾小屋鉄道


1970年代の地方ロックブ−ムの中、小松を中心に活動していたグループが「めんたんぴん」です。「今日も小松の街は」、「国道8号線」など地元の人には馴染み深い名前がタイトルに使われたりもしています。そんな中、尾鉄の廃止を歌った曲が「山へ電車」。歌詞からは尾鉄の末期の様子が感じ取れます...


「山へ電車」

作詞/佐々木忠平 作曲/池田洋一郎

マッチ箱のような電車

明日はもう見られない

町の人は別れを惜しみ

電車をかざり

写真を撮る

8時で最後の電車

明日はもう見られない

重い荷物を乗せて

働く人を乗せて

マッチ箱のような電車

明日はもう見られない

あたたかい里から

寒い山の村へ

遠い街で俺は知った

おまえがもうすぐ消えて行くことを

山へ電車

山へ電車......走る


歌詞はCDアルバム「めんたんぴん:めんたんぴん1976〜1977」

99.11.25、徳間ジャパンコミュニケーション発売

(定価1000円)より引用しました。

写真は布一氏より提供を受けました。ありがとうございます


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